高所恐怖症の対策は?医師が語る実践的な対処法
監修
中村 真崇 医師
2016年福井大学医学部医学科卒業。名古屋掖済会病院で2年間の初期研修後、名古屋掖済会病院救急科、高槻病院総合内科、奈良県総合総合医療センター集中治療科に所属、現在は訪問診療に従事。救急専門医
イントロダクション
「高所恐怖症だけどどうやって対処すればよいですか」
「高所恐怖症を治療する方法はありませんか?」
このような質問がAIMEDに寄せられました。そこで、高いところが苦手な医師2名と精神科医による座談会を実施!高所恐怖症の定義や医療機関での治療法、セルフケア方法をお届けします。
【参加医師の自己紹介】
fax先生@精神科

fax先生@精神科
医師11年目。精神科専門医・精神保健指定医を取得し、現在はメンタルクリニックで勤務。高所恐怖症単独での受診は多くないが、飛行機恐怖症などを含めた恐怖症の診療経験あり。自身は高所は問題ないが閉所が苦手で、MRIなどはつらいと感じることがある。

くらげ先生@形成外科専門医
医師15年目。大学病院勤務。若い頃から高所恐怖症があり、ジェットコースターなどは苦手。医師になってから高所関連事故の症例を経験し、恐怖が増悪。現在は吊り橋でも動悸・すくみが出現する。高層住宅は避け、一軒家に居住。子どもと一緒にアトラクションに乗りたいという思いがある。

masa1019先生@救急集中治療・内科訪問
医師11年目。現在は訪問診療中心。小学生までは高所を楽しめていたが、思春期以降に恐怖が形成され、大学生頃には明確な高所恐怖症に。高所に加え「揺れるもの」への恐怖もあり、地震時には精神的負担が大きい。資産性を重視して高層マンションに居住しつつ、遠方視で対応している。
高いところが怖い!どこから疾患といえるのか
——高所恐怖症とはどのような病気なのでしょうか?
高所恐怖症は、精神医学的には限局性恐怖症という疾患にあたります。動物や飛行機、雷、閉所など特定の対象または状況に対して強い恐怖、不安を感じる疾患ですが、今回はその状況が高所ということになります。
——高所恐怖症の診断基準を教えてください。
いくつか診断基準がありますが、その一つに「その恐怖、不安、または回避が、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の領域における機能の障害を引き起こしている」とあります。わかりやすく言えば、「日常生活に支障があるかないか」ということになるかと思います。
例えば高所が苦手なために、通勤や出張ができないといったことになると困りますが、まったく高所と関係ない環境で生活している方は困らないですよね。そのため疾患になるかどうかは、数値で判断できるものではなく、本人が感じる苦痛の程度と置かれた環境によっても変わってくるかと思います。
——高いところが怖いと感じる先生方は実際どの程度日常生活で困られてますか?普段の仕事や学会の出張などで困ることはありましたか?
疾患概念についての共有ありがとうございます。たしかに他の疾患と同様に、生活に支障があるかどうかという点については変わりないですよね。むしろ高所恐怖症という言葉だけが独り歩きしている感もありますよね。
そのような観点だと仕事で困る事はあまりないですね。スカイツリーなどの高所は怖くて、飛行機も最初は怖いですが以降は怖くなくなります。ただ高いというよりも、落ちる恐怖感を感じる高さが異なるということでしょうか。
私も日常生活で困ることはあまりないですね。飛行機に関しては乗り慣れてるからか、まったく怖いと思ったことはないです。ですから、出張も問題なく出来ています。けれど、スカイダイビングの映像を見るだけでも動悸がしますね。あれだけは楽しまれてる方の気持ちが本当にわかりません。
その他にも、高いところに行くことは潜在的に回避している気がしますし、医師として生活する上ではドクターヘリにでも乗らない限りは高所に行く事はほとんどないと思いますので、日常生活で頻繁に恐怖を感じる事がないように思います。
今回、トピックにあがって初めて感じましたが、今まで、高所恐怖症というのを疾患として捉えたことがなかったです。日常生活に問題ないからかもしれません。
高所恐怖症は恐怖症の中でも有名なものの1つだと思いますが、先生方がおっしゃるように、疾患といえるレベルでの方は少ないと思います。
潜在的にそういう場面を避けているが故に問題が起きないという側面もあるかもしれませんが、それで生活に支障がなければ悪いことではないでしょうし、受診にまでは至らないのかなと思います。
飛行機は高さよりも墜落の恐怖や「飛行すること」自体に恐怖を感じるケースもありますし、「逃げ場がない」ことに恐怖を感じる広場恐怖症という疾患が鑑別に挙がることもあります。
高所恐怖症でも飛行機は大丈夫という方は珍しくないと思いますが、やはり飛行機の方が高さは高くてもそこから落ちるイメージが湧きにくいのではと思います。乗り慣れているというのも重要なポイントかと思います。
「高いところが怖い!どこから疾患といえるのか」のまとめ
- 限局性恐怖症の診断は「日常生活への支障」が基準であり、恐怖の強さそのものでは判断されない
- 環境によって困り方が変わるため、同じ高所恐怖でも疾患になるかどうかは個別に異なる
- 高所恐怖の本質は高さそのものではなく「墜落」や「逃げ場のなさ」といった認知に依存する
高所恐怖症になる要因は?
——高所恐怖症になる要因にはどのようなものがあるのでしょうか。
高所恐怖症に限ったものではなく、限局性恐怖症全般の要因としてですが、一般的には下記の要因が挙げられています。
- 元々の気質(不安を感じやすい)
- 遺伝要因
- 過去の恐怖体験、トラウマ
- 環境要因(親も高所を怖がっていて、高所=怖い所と学習する、など)
実臨床では、どれか一つというよりは様々な要因が重なって起こることが多いですが、先生方はいかがでしょうか。自己紹介の時に伺った範囲では、過去の体験の影響が大きそうでしたが、差し支えない範囲で教えていただければ幸いです。
私の状況をfax先生の挙げられた要因にあてはめてみました。
元々の気質といえば、揺れる物への恐怖も踏まえて、不安を感じやすい気質はあると思います。アラフォーになってやっと自分を客観的かつ冷静に評価できるようになったことで、無理な環境には敢えて身を置かないように回避する手段を得てきたのかなと思います。
遺伝要因もあると思います。高所恐怖症の診断定義は変わりませんが、母が何事にも臆病で安全安心を優先に考える気質です。
過去の恐怖体験、トラウマに関していえば、高所からの恐怖体験やトラウマはないです。環境要因は、前述の遺伝的要因とも影響しそうですね。年齢を経て高所が苦手となった過程を踏まえると私には当てはまらないかなと思いました。
私も、不安を感じやすい気質はあると思いますが、鈍感な部分はとことん鈍感だと思います。気にするところはとことん気にしちゃう感じです。
遺伝要因はあるかもしれません。母も高所恐怖症です。高所での恐怖体験や、トラウマは私もないですね。母も高所恐怖症ではありましたが、そこまで教育された記憶はないですね。そもそも幼少期はもう少し症状もマシだったと思います。ニュースに関しては高層マンションからの転落などの事故を聞くとゾッとしますね。
ありがとうございます。人によって気になる部分の偏りはありますよね。両先生とも過去の体験よりも遺伝的な要因は当てはまりそうで意外でした。
高所に限った正確な疫学データはわかりませんが、実際の臨床ではそこまで不安症関係で遺伝要因を実感する機会がなかったので、受診に至るケースは圧倒的に過去に強い恐怖を感じる体験があった方が多いですね。
思い返してみると、幼少期ジャングルジムですら恐怖を覚えてたように思いますので、体験というより遺伝素因があるのかもしれないですね。興味深いです。一方、兄弟はジェットコースターも平気なので、不思議です。
ほかの多くの遺伝的なものと同じく、両親がそうだと必ずなるというものではなく、兄弟間でも異なるぐらいの影響度合いなのでしょうね。不安障害系の遺伝研究ですと、遺伝率は30〜50%程度のようです。
「高所恐怖症になる要因は?」のまとめ
- 気質、遺伝、体験、環境が複合的に関与し、単一要因で説明されることは少ない
- 遺伝的要因は一定程度関与するが、同一家族内でも発症の有無や程度には差がある
- 臨床的には強い恐怖体験を契機とするケースが多いが、体験が明確でない例も存在する
高所恐怖症の治療方法
——高所治療法には治療法はあるのですか?
高所恐怖症に限った治療という訳ではありませんが、特定の物や状況に対する不安恐怖に対する治療は雑にいうと「慣れる」ことです。
もちろん避けることで日常生活に支障がなければ無理に慣れる必要はないのですが、回避することで次に苦手な刺激が来ることに対して余計不安が高まってしまうことが一般的です。
確かに飛行機は既に慣れているので、怖さがないですね。日常生活でそれ以外の高所に慣れる機会がないですし、容易に回避できてしまうので、おっしゃる通り、想像しただけでも怖さを感じます。
治療方法というかですが、お酒を飲んでいると不安感はかなり軽減されます。ある種の抗不安薬の作用になっているのでしょう。しかし、お酒を飲んでいない時は同様に怖いので、飲酒して慣れていくという方法は正攻法ではないと感じました。慣れるにしても、普段の状況で回数や時間を延ばしていくしかないのでしょうか。
まさに飛行機に対して慣れているような形で他の苦手な場面にも応用していきます。もちろんそこまでやるかどうかは生活における必要性やご本人の希望によりますね。
お酒のエピソードを教えていただいてありがとうございます。まさに先生おっしゃるように、アルコールによる抗不安作用ですね。そして先生が感じてらっしゃるように、飲酒して慣れるやり方は非常に危険です。お酒が抜ける時に余計不安を感じることもあり、それを紛らわすために飲酒頻度、量が増えたりして、下手するとアルコール依存の問題が出てきますので。同じく依存性はありますが、しっかり抗不安薬でコントロールした方が安全ですね。
慣れ方はやはり重要ですね。ポイントは「回避し過ぎず、不安の少ないレベルから徐々に」です。例えばスカイツリーが恐怖maxの方が、いきなりそこに慣れようとするのは却って悪化するリスクが高いです。建物の2階から下を見てみるなど、「ちょっと怖いけどやってみたら大丈夫だった」ぐらいのものから徐々にレベルを上げていくイメージです。
恐怖症に対する治療法を初めて聞いたのでとても勉強になります。今回の件とは別ですが、個人的に苦手な揺れる物に対してこのような手順で治療したいです。子供のブランコを乗せてあげるのも辛いので。
公園に遊びに行く度にキツくなると大変ですよね。短時間で少しづつ慣れるのも良いでしょうし、揺れるものでいくと、小さい振り子のようなものから慣らすのもありだと思います。
少しずつですね。自分は歩道橋も苦手なので、まずはそのあたりからトライしてみたいと思います。
この辺りは個人差が大きいので、ご自身に合ったペースでやられるといいと思います。
頻繁に慣れる機会がないケースや、そもそも怖すぎてトライできない方には、ベースの不安を抑えるために薬を補助的に使っていくイメージですね。
抗不安薬はロラゼパムを出すことが多いですが、効きが弱い場合はアルプラゾラムに変えることもあります。エチゾラムは依存が多いためあまり使いません。
また抗不安薬ではないですが、プロプラノロールを補助的に使うこともあります。
プロプラノロールはそんな使い方できるんですね!抗不安薬をそのように頓服で使用するのは知りませんでした。閉所恐怖症の方にMRIとりたいときとかも使えるんでしょうか?
プロプラノロールは本態性振戦症に対する治療薬ですよね。不安を和らげるというよりも、不安による身体表現症状を緩和するというイメージでしょうか?
そうですね。MRIなどは中々慣れるほど撮る機会がないでしょうから抗不安薬で対応するには良い対象だと思います。あとは、美容室や歯科治療など、じっとしておかないといけない所が苦手な方がピンポイントで使うことが多いですね。
逆に機会が多いものに対しては抗不安薬の使用が頻回になり、依存のリスクが高まるため抗うつ薬の薬剤を検討することになります。
先生のおっしゃる通りです。不安による生理反応そのものが不安を悪化させる因子でもあるため、そちらを抑えることで不安も抑えられることが多いです。抗不安薬の副作用である眠気、集中力低下等が気になる場合は特に使用が検討されます。
逆に不安症かと思ったら循環器系の疾患の影響だったということもありますので、鑑別が重要です。他に気をつけるものとしては、甲状腺疾患、鉄不足、カフェイン摂取あたりです。
不安による生理反応そのものが不安を悪化させる因子でもあるというのは、確かに悪循環に陥りますね。救急・内科医の立場としても、動悸がするという主訴に対しては再現性のある場面や状況を聴取するように心がけております。
頻度に応じて、頓服の抗不安薬や、抗うつ薬を使い分けられるんですね。徐々に慣れていく方法は、いわゆる認知行動療法に該当するのでしょうか?抗不安薬を使いながら、少しずつ暴露を増やしていく事で、克服を目指すという事ですね。1人で乗り越えるのはなかなか時間がかかるし、大変そうですね。サポートしてくれる人が必要そうです。
おっしゃる通りです。これまでお話しした部分は認知行動療法の中でも行動療法寄りの話でした。
個人の中で不安を感じる場面をレベル毎に分けたものを不安階層表といい、そこに合わせて慣れさせていく治療を暴露療法といいます。
あとは考え方のクセを修正していくことを組み合わせていくと、より改善しやすいと思います。
先生がおっしゃる通り、認知行動療法としてきっちりやるのは適正も含めて個人では結構大変だと思います。実際の臨床では心理士と協力しながらやってもらうことが多いですね。
ちなみに、最近はVRを使って慣れさせるやり方もあるみたいですね。
VRの利用は今風でおもしろいですね。そして、高所恐怖症の治療としては、すごく利用価値が高そうです。
VRは高齢者リハビリにも有効と聞きますし、アクセスの問題を次々に解決しそうですよね。特に恐怖症ならちょうどいい恐怖を個別に設定出来そうですね。
そうですよね。そして、高所まで付き添うのはドクターには時間の問題などで難しいですけど、VRなら、随時介入できそうですよね。
VRは高齢者リハビリにもいいんですね。他の精神領域だと、統合失調症の幻聴などの体験や、コミュニケーションのリハビリなどにも使われてたりします。
先生方おっしゃるように、治療上、場面設定が重要だけどリソースの問題などで中々設定するハードルが高いものに対してVRは期待できそうですよね。規模は小さそうですが、VRでドローンの飛行映像を見せて、高所に対する恐怖の低減を調べた研究もありました。
「高所恐怖症の治療方法」のまとめ
- 不安恐怖への治療は「回避せず慣れる」ことが基本であり、低刺激から段階的に暴露していく
- 抗不安薬は頓服での使用や補助的な役割として用いられ、頻回使用時は抗うつ薬を検討する
- 認知行動療法では不安階層表や暴露療法が用いられ、心理士との連携が実臨床では重要となる
高いところに行かざるをえない場合のセルフケア
——高いところにいかざるを得ないときはどう対処すればよいのでしょうか?
回避して問題なく生活していた方が、急に高いところに行かざるを得なくなるケースはあるかと思います。そういうパターンの方が不安恐怖は感じやすいので対処は大変なのですが、できることとしては、呼吸法がやはり一番手軽かつある程度効果が期待できるかと思います。
ポイントとしては息を「吐く」ことを意識すると良いかと思います。特に過呼吸に至るほど不安が強い方は息苦しさを感じて息を吸う方を意識しがちですが、長く、ゆっくり吐くことを意識すると上手くいくことが多いです。
呼吸法のコツ有り難う御座います。たしかに、過呼吸になってしまうとしんどいですもんね。
あとは、誰かに付きそってもらうとかもありでしょうか?なるべく下の方を見ないようにするとか手すりを持つとかも、怖さを回避するために、知らずに知らずにやってるかもしれないです。
付き添いも大きな対処法ですね。先生が挙げていただいたものはどれも有効だと思います。
他には、建物内であれば窓から離れておく、可能な限り短時間で済ませられるようにするあたりですかね。
あとは認知面への働きかけとして、「毎日大勢の人がこの場所を通ってるが、何も事故は起きてない」「ここから落ちたとしても死ぬわけじゃない」など言い聞かせるのも、その場しのぎとしても効果があるかもしれません。
自己暗示は確かに有用な気がします。絶対、テストはうまくいくはず、のように、自己暗示すると不思議と不安が解消されますもんね。
逆に「落ちたらどうしよう」と考えてしまったり、過去の恐怖体験や事故のニュース等を思い出してしまったりすると余計不安が悪化するので、極力気を逸らすのが大事ですね。
ただ頭の中だけで切り替えるのは難しいので、五感を使う工夫もあります。
- 視覚→遠くを見る、スマホを見る
- 聴覚→音楽
- 嗅覚→香り
- 味覚→水やガム
- 触覚→ツボ押し
いずれもエビデンスはないですが、その場しのぎとして役に立つこともあるかと思います。自分に合ったものが見つかると、「もし不安になってもこうすれば大丈夫」というお守り的な効果はあると思います。
自己暗示についても急に思い付く訳ではないので、予め自分の中でいくつか準備しておくことが良さそうですね。
事前の準備は大事です。イメトレしておくことで、突然高所に連れて行かれる場合より不安が少なく済む可能性があります。
「高いところに行かざるをえない場合のセルフケア」のまとめ
- 呼吸法は「吐く」ことを意識することで過呼吸や不安を軽減する具体的手段となる
- 付き添いや環境調整により不安刺激を減らし、安全な状況を作ることが有効である
- 五感刺激や自己暗示を活用し、注意を逸らすことで不安の増悪を防ぐことができる
座談会まとめ
高所恐怖症は、高所恐怖症の定義からセルフケアまで幅広く理解が深まりました。
座談会のまとめはこちらです。
疾患判断は生活障害が基準:
高所恐怖症は恐怖の有無ではなく、日常生活や社会生活への支障があるかどうかで疾患と判断される。環境によって困り方が変わるため、個別性が高い。
発症は多因子で決まる:
気質・遺伝・体験・環境が複合的に関与する。明確なトラウマがなくても発症する例があり、家族内でも差がある。
治療は段階的暴露が中心:
回避を減らし、不安の低い状況から徐々に慣れていくことが基本。薬物療法は補助的に使用される。
セルフケアは即時対応が鍵:
呼吸法、環境調整、五感刺激などを組み合わせることで、不安が強い状況でも対処が可能となる。
AIMEDは、このような「気になるけど病院で医師に聞きにくい」「本当のところが知りたい!」という皆様の質問にお答えするメディアです。【医師に調査をリクエスト】から、ご質問をいただきましたら、本記事のように医師が座談会を開催して、皆様のご質問を検討いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!
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